浅草で百年。あらゆる「毛」を知り尽くした、江戸のブラシ専門店|かなや刷子(ブラシ)
化学繊維のブラシは便利ですが、静電気が起きたり、肌を傷めたりすることがあります。
動物の毛を使った「かなや」のブラシは、人に優しく、物に優しい。
昔ながらの知恵が詰まった道具は、使うほどに手放せなくなります。
天然毛が、暮らしを整える
大正3年(1914年)、東京・浅草で創業した「かなや刷子」。当初は塗装用ブラシや工業用ブラシの製造から始まりましたが、時代の変化とともに家庭用ブラシへと技術を応用。「浅草のブラシ屋さん」として、地元の人々はもちろん、遠方からのファンにも愛され続けています。馬、豚、猪、山羊など、天然素材それぞれの特性(硬さ、コシ、脂分)を熟知し、用途に合わせて最適に植毛された道具たちは、使い手の暮らしに寄り添う「優しさ」と「頼もしさ」を兼ね備えています。
なぜ「かなや刷子」が選ばれるのか|3つの理由
適材適所の「天然毛」選び
コシの強い「猪毛」はヘアブラシに、しなやかな「馬毛」は歯ブラシや洋服ブラシに、肌触りの良い「山羊毛」は洗顔ブラシに。動物の毛の特性を見極め、それぞれの用途で最高のパフォーマンスを発揮する素材を選定しています。
静電気が起きにくい
プラスチックやナイロン製のブラシは静電気を発生させやすく、髪のパサつきやホコリの再付着の原因になります。天然毛は水分と油分を含んでいるため静電気が起きにくく、髪には自然な艶を与え、洋服のホコリはしっかりと払い落とせます。
職人の手植え技術
高級ラインのブラシは、職人が一穴ずつ手作業で毛を植え込む「手植え」で作られています。機械植えに比べて毛が抜けにくく、地肌への当たりも柔らか。修理しながら何十年も使える、一生モノの道具です。
編集部メモ
浅草のお店に行くと、壁一面にブラシが並んでいて圧巻です。一番の衝撃は「馬毛の歯ブラシ」。最初は「動物の毛を口に入れるの?」と抵抗がありましたが、使ってみると歯茎への当たりが驚くほど柔らかく、磨き上がりのツルツル感も段違い。これを知ってしまうとナイロン製には戻れません。あと、猫を飼っている方は「ペットブラシ」が必須。猫がうっとりするほど気持ちよさそうにしますよ。
全身を磨き上げる|編集部のおすすめ5選
洋服のお手入れから、ヘアケア、オーラルケアまで。天然毛のポテンシャルを最大限に引き出した、名作ブラシをピックアップしました。
かなや刷子 服ブラシ FB-1(馬毛)一般洋服用
大切なコートに。繊維を傷めずホコリだけを払う職人技。
かなや刷子を代表する名品。柔らかくコシのある上質な馬毛を、職人が手作業で植毛しています。デリケートな素材でも生地を傷めることなく、繊維の奥に入り込んだ花粉やホコリを掻き出します。静電気が起きにくいのも特長。
帰宅後のコートやスーツのケアに。ブラッシングすることで繊維が整い、毛玉ができにくくなります。
かなや刷子 ヘアーブラシ(猪毛)
とかすだけで、髪が変わる。天然の油分で天使の輪を。
硬さと弾力のある「猪毛(いのししげ)」を使用したヘアブラシ。猪毛は水分と油分を適度に含んでいるため、髪のキューティクルを整えながら、自然な艶を与えてくれます。櫛通りが良く、頭皮へのマッサージ効果も抜群です。
朝のブローや、お風呂上がりのヘアケアに。髪のパサつきや広がりが気になる方におすすめです。

かなや刷子 馬毛歯ブラシ(小)3本セット
一度使うとハマる。歯茎をマッサージする優しい磨き心地。
ナイロン製が主流になる前から存在した、天然馬毛の歯ブラシ。毛先が広がりにくく、歯のエナメル質や歯茎を傷つけずに優しく磨けます。最初は独特の感触に驚きますが、使うほどに馴染み、歯茎が引き締まると評判のロングセラー。
歯茎が弱っている方や、優しく時間をかけて磨きたい方に。3本セットなので家族で分け合えます。

かなや刷子 洗顔ブラシ(山羊毛)
手では洗えない毛穴の奥へ。とろけるような肌触り。
非常に細くて柔らかい「山羊毛(やぎげ)」を使用した洗顔ブラシ。たっぷりの泡を含ませて肌の上をくるくると滑らせるだけで、指では届かない毛穴の汚れや古い角質を優しく取り除きます。刺激が少ないので敏感肌の方にも人気。
毎日の洗顔時に。小鼻の黒ずみケアや、化粧乗りの改善に役立ちます。
かなや刷子 ボディブラシ(馬毛)
背中の痒いところに手が届く。程よい刺激で血行促進。
柄の付いた天然毛のボディブラシ。ナイロンタオルにはない「程よい引っかかり」があり、古い角質を落としながら皮膚をマッサージします。馬毛は肌当たりが優しいので、痛いのが苦手な方でも安心。背中ニキビの予防にも。
お風呂での体洗いに。柄が長いので、自分では洗いにくい背中の真ん中もしっかり洗えます。
まとめ:浅草の粋を、毎日の習慣に。
ブラシをかける。それは、モノや自分自身を慈しむ時間です。
100年以上続く浅草の老舗が作るブラシには、使う人を想う職人の心が宿っています。
まずは一本、あなたの暮らしに「天然毛」を取り入れてみませんか。
- 会社名
- かなや刷子(株式会社 カナヤブラシ産業)
- 創業
- 大正3年(1914年)
- 住所
-
〒111-0032 東京都台東区浅草1-39-10
Google Map - 電話番号
- 03-3841-1113
- 事業内容
- 各種ブラシ・刷毛の製造販売
愛用者の声・口コミ
口コミを投稿するには、ログインが必要です。
まだ口コミはありません。最初の愛用者の声を投稿しませんか?










