梳かすたび、髪が息を吹き返す。京都・新京極の「つげ櫛」老舗|京都 十三や(Kyoto Jusanya)
つげ櫛は、買った時が完成ではありません。
椿油を染み込ませ、使い込み、飴色に変化していく。
親から子へ受け継げるほど丈夫な、あなたの髪の生涯のパートナーです。
一生モノを、育てる楽しみ
明治8年(1875年)創業。京都・新京極のアーケードに静かに佇む「十三や」は、古くから日本人の黒髪を守り続けてきた「つげ櫛(ぐし)」の専門店です。素材には、硬く粘りがあり、最高級とされる国産の「薩摩つげ」のみを使用。一本一本、職人の手で挽かれた歯は滑らかで、静電気を起こさず、髪のキューティクルを優しく整えます。「櫛(くし)」は「苦(9)・死(4)」に通じるとして贈り物に敬遠されがちですが、十三やの屋号には「9+4=13」で、それらを乗り越えるという意味が込められています。
なぜ「十三や」が選ばれるのか|3つの理由
最高級「薩摩つげ」へのこだわり
現在では非常に希少となった、鹿児島県産の「薩摩つげ」を使用しています。輸入材(シャムつげ)とは異なり、年輪が細かく、適度な硬さと弾力があるため、歯が折れにくく、地肌への当たりが非常に柔らかいのが特徴です。
静電気ゼロの「ヘアケア効果」
木製のつげ櫛は静電気が起きないため、切れ毛や枝毛を防ぎます。また、仕上げにたっぷりと「純製椿油」を染み込ませているため、梳かすたびに微量の油分が髪に行き渡り、天然のトリートメント効果で自然な艶が生まれます。
職人による「手挽き」
機械による大量生産ではなく、職人が鋸(のこ)を使って一本一本歯を挽き出しています。髪通りを良くするために歯先を微妙に丸めるなど、手仕事ならではの繊細な調整が、吸い付くような使い心地を生み出します。
編集部メモ
娘の誕生祝で頂きました。冬場の乾燥のパサつき、静電気で広がるのが悩みを、十三やのつげ櫛なら解決してくれます。プラスチックのブラシとは全く違い、梳かすだけで髪が「しっとり」と落ち着くんです。これは櫛に染み込んだ椿油のおかげ。月に一度、櫛を椿油に漬け込んで手入れをする時間も、なんだか丁寧な暮らしをしているようで心が整います。持っているだけで背筋が伸びるような、美しい工芸品です。
髪質に合わせて選ぶ|編集部のおすすめ5選
髪の長さや量に合わせて選べる「とき櫛」から、贈り物に最適な彫り櫛まで。初めての方にも使いやすいラインナップです。
京都 十三や工房 薩摩つげ とき櫛(三寸五分)
迷ったらまずはこれ。毎日の髪のお手入れに最適な基本の形。
古くから愛される「十三や工房」の薩摩つげ櫛。3寸5分(約10.5cm)は手に持ちやすく、ポーチにも入るサイズ感です。歯の間隔は「中歯(普通)」で、パーマヘアからストレートヘアまで幅広く対応。初めての一本に最適です。
朝のブロー、お風呂上がりの整髪に。最初の一本として選ばれるスタンダードモデルです。
【名入れ・ケース付】十三や 極上国産本つげ 3.5寸(細歯)
世界に一つだけの櫛を。名入れ彫刻ができる特別なセット。
十三やの極上国産本つげ櫛に、名前を彫刻できるギフトセット。椿油仕上げの3.5寸(細歯)は髪通りが良く、専用ケースも付属します。自分へのご褒美や、母の日・還暦祝いなどの贈り物に最適です。
大切な人へのプレゼント、記念品、一生モノのマイ櫛として。(アッシュ・ギフトハマ取り扱い)
十三や工房 薩摩つげ 半月(花櫛)ケース付
使うのが惜しいほどの美しさ。職人技が光る芸術品。
半月型の櫛に、繊細な根ずり加工を施した逸品。薩摩つげのなめらかな肌触りと、女性の手になじむカーブが特徴です。ちりめんケースが付属しており、バッグに入れて持ち運ぶのに最適。外出先でもサッと髪を整えられます。
化粧ポーチに入れて携帯用に。着物を着る際の帯飾りとして忍ばせても素敵です。
まとめ:髪を梳かす、その時間が美しさを育む。
忙しい朝、ただ髪を整えるためだけでなく、自分自身を慈しむために櫛を通す。
十三やのつげ櫛は、そんな豊かな時間を与えてくれます。
「苦と死を乗り越える」縁起の良い櫛で、美しい髪を育ててみませんか。
- 会社名
- 十三や
- 創業
- 明治8年(1875年)
- 住所
-
〒604-8042 京都府京都市中京区新京極四条上ル中之町558
Google Map - 電話番号
- 075-211-0498
- 事業内容
- つげ櫛・和小物の製造販売
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