雨音が、音楽に変わる。昭和5年創業、東京洋傘の老舗|小宮商店(Komiya Shoten)

小宮商店の傘を開くと、その「張り」の強さに驚かされます。
職人が指先の感覚だけで調整した完璧なテンション。
この張りが、美しいシルエットと、雨を弾く機能性を生み出します。

開いた瞬間の、凛とした張り

1930年(昭和5年)創業。東京の下町・東日本橋に工房と店舗を構える「小宮商店」。東京都の伝統工芸品にも認定されている「東京洋傘」の技を継承する、数少ない老舗メーカーです。最大の特徴は、山梨県の伝統織物「甲州織(こうしゅうおり)」を使用した生地の美しさ。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)で異なる色を織り交ぜた深みのある色彩は、見る角度によって表情を変えます。職人の手で極限まで張り詰められた傘は、雨粒を弾くたびに「ポロン、ポロン」と心地よい低音を奏でます。それは単なる雨具ではなく、雨の日を楽しむための楽器のようです。

小宮商店(Komiya Shoten)

なぜ「小宮商店」が選ばれるのか|3つの理由

0 1

伝統の「甲州織」

傘生地には、山梨県で織られる「甲州織」を主に使用しています。糸を先に染めてから織る「先染め」技法により、色褪せにくく、上品な光沢が生まれます。高密度に織り上げられているため、加工なしでも高い防水性とUVカット効果を発揮します。

0 2

東京職人の「手仕事」

傘作りには数十の工程がありますが、その一つひとつを熟練の職人が手作業で行っています。特に生地を骨に縫い付ける「中縫い」や、露先(つゆさき)の仕上げなどは、機械では出せない絶妙な加減が必要とされ、傘の寿命を左右します。

0 3

安心の「修理サポート」

「傘は使い捨てではない」という信念のもと、自社製品の修理を受け付けています。骨が折れたり、手元(ハンドル)が傷んだりしても、職人が丁寧に直してくれるため、親から子へと受け継ぐこともできます。

編集部メモ

📝 愛用者の視点

「ビニール傘でいいや」と思っている方も、小宮商店の「かさね」を一度使ってみてください。表と裏で色が違う生地が歩くたびにチラッと見えて、憂鬱な雨の日でも気分が上がります。何より感動するのは、その音。安価な傘のペチペチという音とは違い、太鼓のように響く深い音がします。木製のハンドルも手に吸い付くように馴染み、電車の中で持っている時の立ち姿まで綺麗に見える気がします。修理しながら一生使えるので、結果的にコスパも良いと感じています。

雨の日を彩る逸品|編集部のおすすめ5選

一番人気の「かさね」シリーズから、男性におすすめの「ミラトーレ」まで。自分用はもちろん、末広がりの縁起物としてギフトにも最適なラインナップです。

一番人気

甲州織 かさね(16本骨長傘)

色の重なりが美しい。和装にも洋装にも合うベストセラー。

小宮商店を代表するロングセラー。表と裏で異なる色の糸を使って織り上げた「リバーシブル生地」が特徴です。16本骨の丸いフォルムが優雅で、開いた時だけでなく、閉じた時の色のコントラストも楽しめます。豊富なカラーバリエーションも魅力。

💡 こんな使い方がおすすめ

大人の女性へのギフト、還暦祝いなどに。和服に合わせても素敵です。

機能美

超撥水 ミラトーレ(長傘・メンズ)

水滴が転がり落ちる。東レの最新技術が生んだ「超撥水」。

「濡れた傘を持ち歩くストレス」から解放される一本。東レの高密度生地「ミラトーレ」を使用しており、驚異的な水切れの良さを誇ります。傘をたたむ時に手が濡れにくく、電車通勤のビジネスマンから絶大な支持を得ています。

💡 こんな使い方がおすすめ

スーツスタイルの通勤、外回りの営業に。実用性を重視する男性への贈り物に。

紳士

甲州織 橘(たちばな)

風格漂う、紳士の長傘。甲州織の重厚な光沢。

男性のために作られた、オーセンティックな長傘。甲州織の細かな碁盤縞(チェック)模様が、光の当たり具合によって浮き上がります。ハンドルには高級感のある天然木を使用。持っているだけで背筋が伸びるような、品格のある一本です。

💡 こんな使い方がおすすめ

父の日、昇進祝い、退職祝いに。良いものを長く使いたい方に。

携帯用

甲州織 かさね(折りたたみ傘)

鞄の中にも彩りを。長傘の美しさをそのままコンパクトに。

人気の「かさね」シリーズの折りたたみタイプ。2段折りの骨を採用しているため、畳んだ時も美しいシルエットを保ちます。広げると長傘に近い十分な大きさがあり、急な雨でもしっかりと濡れを防ぎます。

💡 こんな使い方がおすすめ

旅行、毎日の携帯用に。付属の袋も高級感があり、ギフトに最適。

春夏

ナチュラルリネン(日傘)

風が通り抜ける。天然麻100%の涼やかな日傘。

夏の強い日差しを優しく遮る、純パラソル(日傘専用)。リネン(麻)特有のシャリ感と高い通気性で、傘の下に涼しい木陰を作ります。UVカット加工も施されていますが、あくまで素材の風合いを大切にした、自然派のための一本です。

💡 こんな使い方がおすすめ

夏の散歩、浴衣でのお出かけに。熱中症対策をおしゃれに。

まとめ:心まで、晴れやかに。

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いい靴を履くと出かけたくなるように、いい傘を持つと雨の日が待ち遠しくなります。
使い捨てではなく、修理して愛着を育てる。
小宮商店の傘は、そんな豊かな暮らしの第一歩になるはずです。

製造元情報
会社名
株式会社 小宮商店
創業
1930年(昭和5年)
住所
〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-9-7
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電話番号
03-3661-9500
事業内容
洋傘・ショールの企画・製造・販売

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