琉球ガラス村
沖縄本島最南部・糸満市。県内最大の手作りガラス工房で楽しむ、琉球ガラスの村。
琉球ガラス村は、沖縄本島の最南部・糸満市に広がる県内最大の手作りガラス工房です。1300℃の窯が並ぶ工場見学、オンリーワンのグラス作り体験、ギフトにも最適なガラスショップ、美術館やカフェまで、雨の日でも一日中楽しめるガラスのテーマパークとして、県内外から多くの人が訪れます。戦後のリサイクルガラスから始まった琉球ガラスの文化を受け継ぎながら、いまも SDGs を見据えた新しい挑戦を続けています。
PROFILE 企業・工房について
琉球ガラス村のルーツは、戦後の沖縄で空き瓶を溶かして器を作ったところから始まったと言われます。さまざまな色の瓶を混ぜ合わせるなかで、沖縄の海や空を思わせる鮮やかな色彩が生まれ、独特の表情を持つ「琉球ガラス」として育まれてきました。
1980年代に共同工房としてスタートした琉球ガラス村は、現在ではRGC株式会社として、工房・ギャラリー・ショップ・体験施設を備えた一大ガラス拠点へと発展しました。卓越した技能を持つ職人たちが、日々新しい表現に挑戦しながら、手作りならではの温もりあるガラスを生み出しています。
近年は、廃車の窓ガラスなどを活用したリサイクルガラスの開発や、海外工房との協業などを通じて、技術と心を次の世代へとつなぐ活動にも注力。観光施設として楽しむだけでなく、「つくる・つかう・贈る」を通して、沖縄の工芸文化とサステナビリティを体感できる場所となっています。
沖縄県最大級の手作りガラス工房
琉球ガラス村は、沖縄本島の最南部・糸満市にある県内最大の手作りガラス工房です。1300℃の窯が並ぶ工房では、吹きガラス職人たちがグラスや器、オブジェなどさまざまな作品を制作。工場見学を通して、その迫力と職人技を間近で感じることができます。
自分だけの琉球ガラスが作れる多彩な体験メニュー
人気のオリジナルグラス作りをはじめ、ジェルキャンドル、フォトフレーム、アクセサリー作り、シーサー色付けなど、大人から子どもまで楽しめる体験が充実。屋内・屋根付きスペースも多く、天候に左右されにくいのも魅力です。家族やグループで、それぞれ違う体験を楽しむこともできます。
ギフトから業務用まで、幅広いラインナップ
カラフルなグラスや器、インテリア雑貨、カタログギフト、名入れができるバースデーグラスなど、贈り物にぴったりのアイテムが揃います。法人向けには、オリジナルの記念品やノベルティ、ブライダルの引き出物なども提案可能。沖縄の海や空を思わせる色合いが、日々の暮らしや特別なシーンを彩ります。
戦後のリサイクルガラスから続く、持続可能なものづくり
琉球ガラスの始まりは、戦後の物資不足のなかで、空き瓶を溶かして食器として再利用したことでした。その精神は今も受け継がれ、廃車の窓ガラスを再利用したシリーズなど、環境に配慮した取り組みも進んでいます。伝統を守りながら、次の世代へとつなぐサステナブルな工芸を目指しています。