事業者・ブランド紹介

一翠窯

読谷・長浜の海のそばで、一枚一枚の「かっこいい」「かわいい」をかたちにするやちむん工房。

一翠窯は、沖縄県中頭郡読谷村・長浜にひっそりと佇む小さな陶芸工房。代表の高畑伸也さんが、読谷の工房で伝統的な壺屋焼・やちむんを学び、2005年に独立して立ち上げたブランドです。角皿や丸皿、カップ、碗・鉢、酒器など、すべて一点一点手作業で制作される器たちは、「窯出しした瞬間の『かっこいい!』『かわいい!』という感覚」だけを頼りに生み出されるもの。暮らしの中でふと手に取ったときに、心がぱっと明るくなるような、色とりどりのやちむんを全国へ届けています。

〒904-0324 沖縄県中頭郡読谷村字長浜18番 いっすいがま
一翠窯

PROFILE 企業・工房について

一翠窯は、「やちむんの里」としても知られる読谷村の長浜エリアに工房を構えています。長浜の海を望む坂道を上がった先に現れる青い建物と白いコンテナが、一翠窯の工房兼ショップ。静かな住宅街の中で、日々の暮らしに寄り添う器づくりが行われています。工房売店は9時から17時までオープンしており、オンラインショップと同じ器を、実際に手にとって選ぶことができます。:contentReference[oaicite:0]{index=0}

代表の高畑伸也さんは、学校を出た後にインドやタイなど様々な土地を旅する中で陶芸に出会いました。読谷村の窯元で伝統的な壺屋焼を学んだのち、2005年に独立して一翠窯を立ち上げます。生活の道具として使えること、手で触れられることに安心を感じつつも、「ただ使うためだけの道具ではないもの」を作りたいという想いから、作品づくりの軸は「心が動くかどうか」に置かれています。:contentReference[oaicite:1]{index=1}

一翠窯の器には、カサブランカやストライプ、ゆらぎ、プリズム、ボンボン、ソーダ、バルーン、チェルシー、呉須丸紋など、印象的なパターンやシリーズが数多く存在します。角皿や丸皿、カップ、碗・鉢、酒器、一点もの、抽象シーサーといった多様なアイテムが揃い、それぞれに異なる色彩とリズムが宿っています。どの作品も、窯出しした瞬間に作り手自身が「かっこいい!」「かわいい!」と感じられたものだけが店頭やオンラインに並びます。:contentReference[oaicite:2]{index=2}

オンラインショップ「一翠窯 Online」では、工房で制作された器を全国へ発送。角皿の小・中・大・長・正方、タイルプレートをはじめ、ちゃんぷるー皿、カップ、碗・鉢、酒器、一点ものやオンライン限定品など、日常使いにぴったりのラインナップが揃います。少人数による手仕事のため在庫追加のタイミングは読みにくいものの、その分ひとつひとつの器との出会いが特別なものになります。:contentReference[oaicite:3]{index=3}

「言葉で表現できない深いことを、この仕事で表現できて、人を感動させられたら」と語る一翠窯。手を使って物を作りながらも、大切なのはその物の奥にある、目に見えない感覚や余韻だと捉えています。日々の食卓やお茶の時間に、一翠窯の器をひとつ添えることで、暮らしの景色が少しだけ豊かになる――そんな器との時間を提案している工房です。:contentReference[oaicite:4]{index=4}

読谷・長浜にひっそりと佇む、小さなやちむん工房

一翠窯は、沖縄本島中部・読谷村の長浜エリアにある工房兼ショップです。長浜の海から少し住宅街へ入った静かなロケーションにあり、外観は青い工房棟と白いコンテナのショップが印象的。観光地としても人気の読谷のやちむん文化の中で、日常使いに寄り添う器を生み出しています。

壺屋焼で培った技と、2005年独立から続くものづくり

代表の高畑伸也さんは、読谷村の工房で伝統的な壺屋焼を学んだ後、2005年に独立して一翠窯をスタート。学生時代にインドやタイなどを旅した経験から、日常と地続きの手仕事として陶芸に出会い、「生活の道具でありながら、ただの道具ではないもの」を目指して制作を続けています。

「かっこいい」「かわいい」を頼りに生まれる、色とりどりの器

作品づくりでは、特定のモチーフやコンセプトに縛られず、窯出しの瞬間に感じる「かっこいい」「かわいい」という感覚だけを頼りにデザインを決めていくのが一翠窯のスタイル。カサブランカ、ストライプ、ゆらぎ、プリズム、ボンボン、ソーダ、バルーンなど、ポップでありながら落ち着いた色彩のパターンが、食卓にさりげない楽しさを添えてくれます。