事業者・ブランド紹介

やえやまファーム

日本で唯一の有機パイナップルと、循環型6次産業化に挑む石垣島のオーガニックファーム。

やえやまファームは、沖縄・石垣島を拠点に、有機JAS認定のパイナップルや「南ぬ豚(ぱいぬぶた)」、石垣牛、青切シークヮーサーなど、島の恵みを活かした農畜産物と加工品を届けるオーガニックファームです。「人を良くすると書いて“食”」という考え方のもと、循環型6次産業化に取り組み、生産から加工、流通・販売、観光交流までを自社グループで一貫して行いながら、サステナブルでおいしい未来の食を提案しています。

〒907-0002 沖縄県石垣市真栄里391-3(※本社所在地は公式情報に合わせて調整してください) やえやまふぁーむ
やえやまファーム

PROFILE 企業・工房について

やえやまファームは、石垣島をはじめとする沖縄の自然環境と調和しながら、人と地域と地球にとって良い「食」を届けることをミッションに掲げています。「健全な心は健康な身体に宿る」という考えのもと、「人」を「良」くすると書いて“食”ととらえ、心身の健康づくりに貢献する商品づくりを続けてきました。

農場では、パイナップルや青パパイヤ、紅芋などの作物が、農薬や化学肥料を極力使わない方法で栽培されています。とくに有機JAS認定のパイナップルは、赤土の土地を牧場の堆肥や有機資材で改良し、保水性と排水性を両立させた畑で丁寧に育てられます。その搾りかすは豚の飼料として再利用され、さらに豚の糞尿は発酵させて堆肥に戻すことで、畑へ循環。農業と畜産をつなぐ「循環型農業」が、やえやまファームの根幹を支えています。

畜産部門では、パイナップルや紅芋の残渣、島野菜など、人が口にできるものだけで育てることにこだわった豚や牛を飼養しています。飼料の工夫とストレスの少ない環境によって、うまみと甘みのバランスに優れた南ぬ豚や、旨みの濃い石垣牛が生まれ、そのおいしさは精肉やハンバーグ、ソーセージ、レトルト商品などさまざまな形で全国へ届けられています。

加工部門では、有機パインジュースや青切シークヮーサー果汁、紅芋ペーストのほか、スパイスやハーブと組み合わせた「スパイスジャム」や、石垣島・沖縄本島の農家と連携してつくるフルーツブランド「Okinawa F:roots(オキナワ フルーツ)」シリーズなど、独自のアイデア商品を展開。素材の個性を活かしながら、毎日の食卓に「記憶に残る味」を届けることを目指しています。

さらに、農場・畜産現場や農産物加工工場、生産者直営精肉店の見学といった体験コンテンツも用意し、「食が生まれる現場」を知ってもらう取り組みにも力を入れています。やえやまファームは、これからも石垣島の自然とともに、良き人と良き社会、良き地球環境へとつながる“良くする循環”の輪を、沖縄から世界へ広げていきます。

循環型6次産業化で「良くする」の輪を広げる

やえやまファームが掲げるのは“サステナブルな循環する未来”。農業・畜産の生産だけでなく、加工、流通・販売、観光交流までを自社グループで担い、「第六次産業」に挑戦しています。畜産で出る糞尿は発酵させて堆肥に、パイナップルや紅芋の搾りかすは豚の飼料にするなど、農業と畜産をリンクさせた循環型農業を実践。「ファームの外から何も持ち込まない、何も捨てない」ことを目指し、石垣島の自然環境とともに歩む仕組みづくりを続けています。

日本で唯一の有機JAS認定パイナップル

やえやまファームの代名詞ともいえるのが、日本で唯一とされる有機JAS認定のパイナップルです。土壌改良に5年をかけ、牧場の堆肥や米ぬか、泡盛の蒸留粕などを活かしてアミノ酸豊富な土づくりを行い、農薬や化学肥料に頼らず栽培。害虫や害獣対策もできる限り手作業で行うことで、安心・安全で、果実本来の濃い甘みと香りが楽しめるパインを育てています。

南ぬ豚・石垣牛・シークヮーサーがつなぐ「食」と健康

有機パインの搾りかすや島野菜を飼料として育てた「南ぬ豚(ぱいぬぶた)」、石垣島の気候と飼養環境を活かした石垣牛、長寿の村・大宜味村で育つ青切シークヮーサーなど、やえやまファームの畜産物・果実は「人の健康をつくる食」をテーマにしています。さらに、スパイスやハーブと組み合わせたスパイスジャムや、ピパーツ(島胡椒)を使った調味料「巡(MEGURU)」など、沖縄の素材を独自の加工技術で新しいおいしさへと昇華させています。