事業者・ブランド紹介

YAECA

「必然的なシンプル」を日常に。暮らしに寄り添う、日本発のデイリーウェア。

YAECA(ヤエカ)は、2002年にスタートした日本のファッションブランドです。デザイナー服部哲弘と井手恭子によって立ち上げられ、「必然的なシンプル(design based on necessity)」をコンセプトに、日常生活に根ざしたリアルクローズを提案。ブランド名の八重日(ヤエカ)には、「日々を重ねて着てもらえる服をつくりたい」という想いが込められており、上質な素材とロジカルなパターンワークによって、飾り立てないのに長く愛せる日常着をつくり続けています。

〒108-0072 東京都港区白金4-7-10(YAECA HOME STORE) ヤエカ
YAECA

PROFILE 企業・工房について

YAECA は、2002年にデザイナー服部哲弘と井手恭子によってスタートしました。ブランド名の「八重日(ヤエカ)」は、洋服を重ね着するスタイルと、日々を重ねて着てもらえる服でありたいという想いを込めた造語です。立ち上げ当初は、コンフォートシャツとパンツを合わせた約10型のラインナップから始まりました。

コンセプトは「必然的なシンプル」。アノニマスデザインが注目されはじめた時代背景もあり、「クロージング」というよりも「プロダクト」としての服をつくりたいという考えから、日常に必要な衣服を、過不足のないシンプルさと機能性でデザインしてきました。

スタート時からの定番であるコンフォートシャツやチノパン、ポケット付きTシャツ、デニムなどは、シーズンごとに生地や細部に改良を加えながら、現在まで継続して展開されています。旧式織機で織り上げたチノクロスや、柔らかなスウェット、ユニセックスのハウスウェアなど、年齢や性別にとらわれず、日々の生活で長く着られる服づくりを追求してきました。

現在は、直営店と公式オンラインストア「YAECAYA」、全国のセレクトショップを通じて、メンズ・レディース・ユニセックスのアイテムを幅広く展開。インテリアや器、食品を扱うショップや、ギャラリー運営、他ブランドとのコラボレーションなどを通して、「上質な日常」をトータルで提案するブランドへと発展しています。

「必然的なシンプル」=暮らしの道具としての服づくり

YAECA は “design based on necessity(必然性にもとづくデザイン)” を掲げ、生活と環境の関係性から服を設計しています。白シャツやチノパン、デニム、スウェットといったごくベーシックなアイテムを、「道具」のように長く付き合える一着として再構築。装飾性よりも、毎日袖を通したくなる着心地と機能性を大切にしたブランドです。

コンフォートシャツに象徴される、リラックスした日常着

ブランド初期から続くコンフォートシャツは、YAECA を象徴するアイテムのひとつ。スナップボタンや両脇ポケットといった仕様を取り入れ、シャツでありながらアウターのようにも、Tシャツのようにも着られる「日常の道具」としてデザインされています。リラックスしたナチュラルなファッションをベースに、レイヤード(重ね着)を楽しめるバランスが特徴です。

上質な素材とロジカルなパターンワーク

オリジナル生地や旧式織機を使ったチノクロス、上質なコットンやウール、デニムなど、素材選びにもこだわりが光ります。シルエットは一見シンプルながら、アームホールや肩線、ウエスト位置などをロジカルに設計することで、身体のラインを美しく見せつつ、動きやすさや着心地も両立しています。

ショップや「一画」「ink gallery」まで広がるライフスタイル提案

恵比寿の「YAECA」、東山の「YAECA APARTMENT STORE」、白金の「YAECA HOME STORE」、丸の内の「YAECA CA JITSU」など、東京各地にコンセプトの異なる直営店を展開。アンティークや器、本、インテリアまで含めたライフスタイルを提案する「一画」や、鎌倉の山頂に構えたギャラリー「ink gallery」など、衣服を超えた世界観づくりもYAECAの魅力です。